2010年7月9日金曜日

事業仕分け倒産

ついに?さっそく?事業仕分け倒産の第1号が出たそうです。

ギャラクシーエクスプレス
(本社・東京都江東区、資本金4億7270万円)という会社で、
東京地裁から特別清算開始決定を受けていたことが分かった。
負債額は229億円。

この会社は、01年に「GXロケット」の開発・運用を
目的に設立された。IHIや川崎重工、三菱商事、富士重工など
大手企業が出資し、次世代のロケットビジネスに向け、着々と
準備を進めていた。だが・・・

風向きが変わったのは、昨年11月の事業仕分けだ。
仕分け人のあの方のあの有名な一言

「世界2位じゃダメなんですか」

と突っ込んだスパコンと同様、GXロケットも廃止判定だった。

当初計画の4倍近い開発費(約2000億円)を必要としたから、
廃止判定も仕方ないところだが、JAXA(宇宙航空研究開発機構)を
中心に進められた低コストの中・小型ロケットの開発は事実上ストップ。

09年12月には内閣官房の宇宙開発戦略本部が計画の一部中止を決定し、
ギャラクシーエクスプレスはこの瞬間に役割を失った。

「事業仕分けを実施した時点で、こうした倒産劇は予想されました。
無駄の排除は必ず痛みを伴うのです。事業仕分け倒産は、今後も
不動産分野などで起きる可能性は高いでしょう」
(帝国データバンクの中森貴和氏)

事業仕分けをパフォーマンスだと非難する声もあるが、
無駄の排除には欠かせない。
痛みの表面化を乗り越えられるかどうかだ。
【日刊ゲンダイより】

不動産分野に起きる可能性が高いそうです(^_^;)

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