2010年6月18日金曜日

最強の営業マン

夕べ放送された「ルビコンの決断」見ました?
町田の家電量販店「かでんのヤマグチ」
営業マンの高度な商品知識に加え、お客様の望むことは何でもやる。しまいには、一人ひとりの営業マンが、お客様と家族同然の付き合いをするほどの信頼を得て、大型店舗の出店攻勢に立ち向かった、ドラマ仕立ての実話には、感動しました。

ところで、この人を知っていますか?
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依頼されたターゲットは必ず仕留める超一流のスナイパーです。
コミックスは、とうに100巻を越えるロングセラーですが、どのストーリーでもクライアントは主人公のゴルゴ13に、絶大な信頼を寄せています。その理由は、射撃の腕がいいだけではなく、クライアントがスナイプを依頼するターゲットのことを事前に、細部にわたって調べ上げているからです。ゴルゴ13の調べた情報があまりにも詳しすぎるので、あるクライアントは「いったい、どうやってそこまで詳しい情報を手に入れたんだ!?」と、唸ってしまいます。でも、ゴルゴ13はひとこと、「俺はただ、いつでもクライアントの要求にこたえられるように心掛けているだけだ」と、そっけなく答えます。

無駄な会話は一切しない。挨拶もせずに初対面のクライアントともいきなり本題に入ります。相手に利き腕を預ける形になるので、たとえクライアントでも握手はしない。徹底して依頼をやり遂げることだけに意識を集中しているその姿は、まさにプロフェッショナル。
こんな姿勢で仕事に打ち込んだら、もう営業トークなんてほとんど必要ないでしょうね。営業の真髄は、「お客様が真に欲する要求を、ピンポイントで見抜くこと」、これに尽きると思います。
実を言うと、私は20代のころからずっとゴルゴ13を読み続けています。そして、そのプロフェッショナルな仕事術をひそかに尊敬していました。いつか自分でも、こんなふうに完璧な仕事が出来ればと・・・

お客様に挨拶もせず、面会したとたんに本題に入り、仕事以外の会話には何の興味も示さず、ひたすら不動産の話だけする会社社長・・・う〜ん、だめか。やっぱ、所詮マンガの世界だからカッコいいんですよね、ゴルゴ13は。
来月47歳になるA型・しし座、レックス原でした。

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