2010年8月10日火曜日

脳死移植

本日9日、本人の意思表示がなくても家族の承諾で
脳死判定できる改正臓器移植法が全国で初めて
適用されました。

これまで、脳死でしか移植の方法が無い心臓移植を
希望して日本臓器移植ネットワークに登録した患者は
430人に上るそうです。

しかし、実際に心臓移植を実施された患者の数は、
1997年に旧臓器移植法が施行されてからのこの
13年間でたったの70人にとどまります。

脳死移植全体でもこの13年間で、たったの86例しか
実施されていません。

その最大の理由は、「意思表示カード」の所持にあります。
この意思表示カードを持っていなければ、脳死と判断
されても、法律で臓器移植が禁止されていたのです。

しかし、今回の改正臓器移植法でこの「意思表示カード」が
無くても、家族の承諾があれば臓器摘出が出来るように
なったのです。また今までは15歳以上ではないと摘出が
出来ませんでしたが、今回の改正により15歳未満の小児
からも臓器提供が可能となりました。

さらに15歳以上であれば、自分の親族に優先的に臓器を
提供出来るように改正されました。

今回、初めて改正臓器移植法が適用された20代の男性患者は、
不運にも交通事故に遭ってしまい脳死状態となりました。

この男性は事故が起きる以前から、家族に

「自分に何かあった場合は臓器提供をしたい」

と話していたそうです。

「意思表示カード」などの所持はありませんでしたが、
このご家族は本人のこの意思を尊重し、臓器提供を承諾しました。

いつ、誰がこのような状況になるか分かりません。

もしこのような状態になってしまったら、
自分の身体をどうして欲しいのか、
一言家族に伝えておくことも大切かもしれませんね。


ちなみに今朝、朝食を食べながらこのニュースを観て

「もし万が一、僕がこのような状態になったら
臓器提供をして欲しい。」

と妻に伝えてきました。

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