伊豆高原にある『大室山』
その大室山では年に1回「山焼き」と
いうものが行われます。
この山焼きは700年以上続いており、伊東の春を
告げる伝統行事だそうです。もともとは野草の
成長のために欠かせない重要な作業として行われて
いたそうですが、近年は観光イベントとしてが
主だそうです。
【大室山】
1年に1度しか行われない「山焼き」
毎年2月の第2日曜日に行うようで、
今年は先週の13日に行う予定だったのですが、
生憎の悪天候で延期。
そして20日の昨日決行されたのです。
たまたま土曜日から伊豆の方に行っていたので、
旅館のオーナーから「山焼き」のことを教えて貰い
急きょ予定変更で見てきました(^^)v
なんともラッキーなタイミング。
ちなみにこの大室山、
夏にはこんなに綺麗な緑色になるそうです。
そんな美しく綺麗な大室山で昨日の正午
「山焼き」が行われました。
最初に、山の右手側から火の手があがり
煙が立ち昇っていきます。
まだ分からないですね。
おっ!?赤い火が見えてきました。
と思っていたら・・・
あっという間にメラメラと。
そうしたら、なんと・・・
今度は山の麓からも一斉に炎が!
麓から標高580メートルの山頂まで炎が
駆け上がり始めました。
みるみるうちに右からの炎と下からの炎の
挟み打ちで茶色の部分が無くなっていきます。
凄まじい炎でだいぶ離れて見ていたのに
炎の熱さが伝わってきました。
ここまで焼けるのにだいたい15分程度でしょうか。
その燃えていくあまりの速さに唖然としました(*_*;
開始から約20分後・・・
焼ける前はこんな山だったのに
↓
↓
↓
ありゃま・・・
こんな真っ黒な山になってしまいました(^_^;)
山を丸々焼く事って滅多に見る事が出来ない
ことなので貴重な体験をさせて頂きました。
毎年2月の第2日曜日頃にこの「山焼き」を
行っているそうなので、タイミングが合えば
ぜひ一度、生の山焼きをご覧下さい(^^)v
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