今回の地震について・・・Ｐａｒｔ２

先日、八王子で無線通信機器の専門店を

営んでいる社長と話をする機会があった

のですが、こんな事を仰っていました。

「災害時には一般電話や携帯電話などは

何の役にもたたなんだよ。万が一の為にも

無線通信機器は持っていた方が良いよ。」

と。

本当にその通りの出来事が一昨日に起こりました。

普段、平穏無事に過ごし携帯電話に頼り過ぎている

我々は、この小さな物体が通信をする事が出来ない

ただの玩具に変わった途端、パニックに陥るという

ことを改めて思い知らされました。

携帯電話も一般電話も繋がり難い状況で人は途方に暮れ、

なすすべを失う。どうすることも出来なくなる。

今回の災害で誰もが改めて実感した事ではないでしょうか。

そんな中、大活躍したのが『Twitter 』と『Skype』

でした。

『鈴木のツイッター』（←参考までに）

私が知り得る限りでは、この２つは今回の

地震発生直後で、携帯電話で通話やメールが全く

出来なくても連絡を取り合うことが出来ました。

またツイッターに関しては、

被災地を始めリアルタイムに全国の状況を知ることが

出来ました。これには正直驚かされました。

身内や職場関係者（社長とも）と連絡を

取り合いたくても、どうすることも出来ない

この状況の中、ツイッター上では東京四谷の

タウンハウスという親しい不動産会社はもちろんのこと、

長野の正木屋さん、兵庫のリビングスクエアさん、また

北海道や沖縄の方、そして九州の方々などと連絡を

取り合うことが出来ました。地震発生直後に。

それも・・・

自分で自分の愚かさに笑えてしまうぐらいに

いとも簡単に・・・。

真っ先に連絡を取らなければならいない家族、

真っ先に連絡を取りたい親族とはまったく連絡が

取れないのに、常日頃ツイッター上でコミュニケーションを

とっている方達とはすぐに連絡がつき、お互いに安否を

確認することが出来るこの状況。

平和ボケしている自分自身に正直笑えました。

私はまだなんとか帰る事が出来、家族の安否を

確認出来たから良かったけど、これはただ

恵まれていただけ。

遠距離の人達は帰ることも出来ず、連絡をとることも

出来ず不安な夜を過ごしたことと思います。

車で家に帰っている途中、ツイッターで

こんなメッセージが私宛に届きました。

それは福岡在住の女性からでした。

もちろん知らない方です。

時刻は１８時過ぎ頃。地震発生からまだ

３時間ぐらいしか経っていない時で、

携帯電話での通話もメールも出来ない状況でした。

下記そのやり取りを紹介します。

福岡の女性：「八王子に知り合いが居ますが
　　連絡が取れません。八王子は大丈夫
　　だったのでしょうか？」

私：「八王子はそこまで被害が出ていないので
　　大丈夫かと思われます。ただ私が把握して
　　いる限りでは、です。八王子駅周辺は
　　とりあえず大丈夫そうです」

福岡の女性：「ありがとうございます。八王子で
　　コンビニを経営している人なので、きっと
　　大変かと・・・余震も気をつけて下さい。」

私：「ありがとうございます。その方の無事を
　　祈っています！」

福岡の女性：「福岡での地震を思い出し震えが。
　　だんだん寒くなる時間だし、夜中の地震は
　　パニックになるので気をつけて下さい。」

私：「ありがとうございます。十分気をつけます」

その後暫くして、その女性から

「心配していた知人は無事だったようです。
色々と有難うございました(>_<)」

とメッセージが届きました。

そんなやり取りをしながら家路に着いた私は

真っ先に妻に以前購入した

これ（ipod touchとwifi）を持たせ、


ツイッターとスカイプの使い方を徹底的に

教えました。以前も教えたのですが、その時は

「趣味のツール」のような感覚だったので、

全く使わずに使い方も忘れていました。

私もこんな時に役立つという認識が無かったので

それ以上は教えようとしませんでした。

しかし機械大音痴・ＰＣ関係大大音痴の妻も

さすがに今回の震災で不安を感じたのでしょう、

真面目に使い方を覚えてくれました。

携帯電話が使用不能な状況に陥っても、この

２つアイテムとネット回線に繋がる状況下に

居れば連絡を取り合うことが出来そうな事を

今回の震災で学びました。

とりあえず妻には『ipod touchとwifi』を

しばらくの間、常に携帯させることにします。

今後それが役に立つかどうかは分かりません。

ただ今言える事は、

「今回は非常に役立った」

という真実です。

強制はしませんし、それを使用するか

どうかは貴方次第です。

『鈴木のツイッター』（←参考までに）

ただ、普段使わなくても万が一の時に

使える状況にしておくというのは大切な

ことだと思います。

貴方が守りたい人は誰ですか？

通信手段は多ければ多いほど良い。

普段使わなくても、家族や大切な人の事を

想うのならば、使えるようにしておいて欲しい。

ツイッターならスマートフォンで無くても

普通の携帯電話でも出来るようです。

私は妻だけでなく、親にも教えたいと

考えています。お子様が居れば、お子様にも

ぜひ教えてあげて下さい。

やり方が分からなければ私に聞いて頂いても

構いません。詳しくは無いですが基本的なこと

（アカウントの取得や登録方法）程度なら

分かります。

長くなりましたが、震災時に役立つ可能性が

とても高いと実感したので、こうして文章で

書くことにしました。

長々とすみませんでしたm(__)m

間違った事を書いていたらゴメンナサイ。

けれど、この日記が１人でも多くの方に

少しでも役立つ情報になれば良いなと願っています。

『鈴木のツイッター』（←参考までに）

そして、最後に・・・

こちらを紹介して終わりとさせて頂きます。

『Twitterで投稿された心に残るつぶやき』


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