一挙手一投足の労

私、鈴木は典型的なＯ型です。

だから、だいぶ大雑把な人間です。
（Ｏ型の人で「私は違うわよ！」
という方はゴメンナサイ）

「細かいことは気にするな、それ・・・」

的な。

また

「何とかなるさ」

という楽観主義的な部分もかなり
持ち合わせています。

自分自身よく分かっているつもりです。
【社長が一番良く知っていると思いますが(^_^;)】

けど、仕事においてはそれがだいぶ改善されて
きたのではないかと思う今日この頃。

何度も失敗を繰り返し、何度も痛い目に遭い、
苦しい思いをしてきたので、さすがに学習して
きたのでしょう(^_^;)

仕事においては用心に用心を重ねるようになりました。

ホント些細なことでも・・・です。

例えば会社の振込先を明記した用紙を先方に
ファックスする場合。

既に雛形は出来ているので、その宛名や日付を
変えればすぐに送れますが、通帳のコピーを
とっておいてあるので、私は必ず口座番号なども
間違えてないか確認します。毎回です。

振込先なんて普段変えないし、口座番号も毎回一緒だし
雛形が出来ているんだから確認する必要なんて
ありません。しかし、万が一何かの拍子で番号が
一つ削除されていたり、変わっていたりしたら、
せっかく振込みの手続きをしてくれた人に迷惑を
かけてしまいます。

そこで手間だと思っても面倒だと思っても、
必ず毎回自分の目で確認するようになりました。

それを心掛けるようになると、どうなるか？

どんなに忙しくても、どんなに面倒だと思っても
それを確認しないと自分自身が落ち着かなく
なるんです(^_^;)

間違ってない、っていうのは自分でも分かって
いるし、口座番号だって否が応でも覚えます。

けどそれを「毎回必ず確認するんだ！」っと
自分自身に言い聞かせ徹底させると、
確認せずに送信することが怖くなるんです。

「今日に限って間違っていたらどうしよう・・・
自分の頭もいい加減だしな〜、
間違った番号を覚えてるかもしれないし・・・」

ってな具合に。

これが習慣というものなんだと思います。

振り返ってみると、3年前の自分では
有り得ない事でした。

「間違ってる訳ないでしょ！」

と、どこから来るのか分からない自信で
間違いないと決め込み、確認せずに送信。

すると・・・翌日取引先から

「おたくに振込み出来ないんだけど！（怒）」

っとお決まりのパターン。

それが今ではこんなにも用心深く
なりました(^_^;)

今回は分かりやすくする為に、
極一般的な例でお話ししましたが
（分かり辛くてすみません(*_*;

つまり何を言いたいのか。

僅かな手間を惜しんだりすると、それが
大きな痛手となり自分に返ってくる、
ということ。

だから常にそれで良いのか、それで
間違いないのか、自分に言い聞かせながら
仕事に取り組む姿勢が大切なんです。

そしてそれに気が付くこと。

気が付いたら見て見ぬフリをせず
疑問に思ったら自分が行動を起こし
解決すること。

それがとっても大切なことだと思います。

長くなってしまいましたが、最後に
先日出席したとあるセミナーで、
講師の人がこう仰っていました。

「皆さん、不動産仲介の会社が訴えられ
裁判で負けた場合、判決の際に裁判官が
必ず言うセリフがあるのですが、
何だかわかりますか？」

と。それは

「仲介の立場でありながら
「一挙手一投足の労」を惜しんだばかりに
このような結果となり・・・」

一挙手一投足の労、
つまり僅かな労を惜しんだばかりに、
貴方は訴えれら裁判で負けたんですよ！

ということです。

裁判に負け無い為に気を付けましょう！
ってことではないですよ(^_^;)

後々自分自身が後悔しない為に！です。

『一挙手一投足の労』

これからも肝に命じていきます。


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