友人は弁護士で、毎日50本以上のタバコを吸っていたヘビースモーカーでしたが、常に禁煙したいと願っていました。禁煙パイプ・禁煙ガム・禁煙パッチなど、一通りの方法を試しては見たものの、ニコチンの強力な習慣性・依存性には逆らえず、いつも禁煙に失敗していたそうです。
そこで出会ったのがこの本。
その名も禁煙セラピー!!
友人いわく、「この本を読んで、なぜタバコをやめることが難しいのか」と言うことをよく理解したら、すぐに禁煙に成功し、それ以来タバコに手を出すことも無くなったとのことです。
私も、10年ほど前からすでにタバコをやめていますが、「そんな本1冊で、本当にやめられるのか?」と言う素朴な疑問から、買って読んでみました。
イギリス人らしいロジカルな展開で、スモーカーがタバコをやめたくないと思う理由を、ひとつずつ丁寧に否定して、最後には読者が「タバコを吸う理由」を思いつくことが出来なくなるような内容です。
私がもし今でもタバコを吸っていたとしたら、この本を読んで実際に禁煙に成功出たかどうか、ちょっとわかりません。理屈や知識は、脳みそに蓄積された欲求に打ち勝つことが出来るのか?とても興味がわきますが、すでにタバコを衰退と思わなくなった今の自分で試すことは出来ません。近いうち、この本をヘビースモーカーの友人にプレゼントして、実験してみたいと思います。
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